マーケティングストーリーラボ(MSL)

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News Update

残らないやりとり、若い世代が注目するSNSアプリとは

こんにちは。インターン中のYURIです。つい先日スマホを買い換え、こんな機能があるのか~と新しく便利な機能に驚きつつ、取り扱い説明書と格闘する毎日を送っております。

スマホという言葉も今ではすっかり浸透し、街を歩けば誰しもスマホを持つ時代。特に若い世代のSNSアプリの利用は活発で、SNSでの投稿をきっかけに、新しい流行が生まれ、時には一種の社会現象を巻き起こすことまであるくらいその影響力は計り知れないものとなっています。一方で、SNSへの嗜好性は、時代と共に目まぐるしく変化しているのも事実です。

さて、今回は若い世代の間で、目まぐるしく変わりゆく最新のSNS事情をご紹介します。

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あっという間に消えてしまうメッセージ・写真共有アプリ

今回紹介するのは、共有した写真や動画が自動で消滅する「Snapchat」というアプリで私も実際に利用しています。「Snapchat」は、2011年に米国で誕生し、送った写真、動画やメッセージが自動的に消えるという画期的な機能で日本でもたちまち大人気となり、2016年6月時点での1日あたりのアクティブ利用者は1億5000万人を突破しています。送ったものが履歴として残らないことから、誰かに送る程でもないけれども、ちょっと共有したいと思ったときに「Snapchat」で手軽に送ることができます。私の場合、帰り道に虹が架かっていたときやたまたま買った新商品のアイスが美味しかったときなど日常のちょっとした驚きを共有するときに「Snachat」を使うことが多いです。また、他の機能としては、自分の顔にデコレーションができたり、友達と自分の顔を交換したりできるおもしろい機能もあります。このように「Snapchat」はまさにその名の通り、何気ない日常を「Snap(写真)」で「Chat(おしゃべり)」できるのが最大の魅力かなと。ただまだ日本企業の広告・PRはあまり目にしたことがありません。また、こういった履歴の残らない機能は、CampMobile株式会社が運営する韓国発の「Snow」「Instagram」での新機能にも導入されており、日本国内の高まるSNS人気に大きく貢献しています。他にもファッションに特化した「WEAR」もあります。「WEAR」では、ユーザが自分のお気に入りのコーディネートや身につけている商品を掲載しています。

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■ユーザーの変化をとらえ、発展するSNS

スマホの普及に伴うSNSの発展を見てみると、SNSは2003年頃米国を中心に続々と誕生し、日本国内でも2004年に普及が進みました。その後の国内のSNSの普及では、世界中の人と人をつなぐ「Facebook」、日本発の「mixi」、日々のつぶやきを共有する「Twitter」、無料通話とメッセージが送信できる「LINE」、写真の投稿・共有を中心とする「Instagram」、そして履歴の残らない「Snapchat」,「Snow」へと次々と新しいサービスが誕生しています。ちなみに「LINE」の既読機能は、東日本大震災で連絡がつかなかったこと背景に連絡がなくても相手が読んだことを確認できる既読機能を導入したそうです。ここ10年という短期間の間にあっという間に変遷を遂げるSNS。ユーザーの嗜好性もSNSの最大の目的である人とのつながりを基盤とし、身近な日常を周囲と共有したいという欲求がどんどんリアルタイムに、また「Twitter」に見られるような飾らない日常へと焦点が置かれるようになっていったように思います。このような流れの中で「Snapchat」「Snow」に見られる履歴が残らない機能が人気を博す背景には、自身のプライバシーも考えつつ、今まさにあるリアルタイムの日常を共有したいというユーザーの嗜好性に変化が現れてきていると言えるでしょう。今後も私たちのライフスタイルの変化、潜在的な嗜好性の変化をとらえた新しいSNSアプリの登場に目が離せません。

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みなさんもSNSで日常のちょっとした喜びを共有することで、その喜びをさらに素敵なものにしてみてはいかかがでしょうか。

 

プロフィール

YURI

2015年12月からマーケティング部署でインターンをしております。大学のゼミで国際経営学を勉強中。趣味はフラダンスと韓国語。2016年3月から半年間アメリカへ留学を経験。日課は万歩計のチェックとお風呂上がりのアイス。何事も継続は力なりをモットーにがんばります!