そのサイト、本当に「ユーザー目線」?
こんにちは。プロデュース部のイーサンです。
私事ですが、先日二年ぶりに携帯電話の機種変更をしました!
最近、機種変更の際に「一ヶ月だけでよいので…」という触れ込みで申し込みが必要となる、キャリア独自のサービスがありますよね。(音楽や動画の視聴アプリなど)。
私のような庶民にとっては、毎月の携帯料金の増減は死活問題であるため、使わないサービスは一ヶ月後にきっちりと解約をするようにしています!
ようやく一ヶ月経ち、いざ解約!とサービスのWebサイトを開いたのですが、解約するまでの手続きが複雑なこと複雑なこと。「解約」ボタンをぽちっと押すだけで解約させてくれたらラクなのになあ…。
Webのユーザビリティと言えば、ECサイトやランディングページ※1などでは、サイト内での買い回りがしやすいように改善したり、EFO※2のように入力の手間をなるべく最小限にさせたりと、ユーザー目線で操作しやすいサイト設計でコンバージョン※3につなげる、その結果として売上UPにつなげていく、といった手法が一般的ですよね。
一方、今回の携帯電話の件では、二年前の機種変更の際よりもWebサイトが複雑化している印象……。「解約してほしくない!」「もう一度踏みとどまって検討して!」という売り手の強い気持ちを感じてしまいました。
確かに最近の単品通販市場(化粧品、健康食品など)のECサイトやランディングページでは、より多くの方に定期購入していただくために、下記のような手法をよく見かけます。
■初回で定期購入誘導
■申し込み後のクロスセル※4、アップセル※5 誘導
(ページ内で、ユーザーが「どちらがお得か」直感的に判断できるよう、あえて売り手が誘導したい選択肢を、動きをつけたり、デザインを目立たせる手法ですね)
これらも、ユーザーの気持ちを捉えてうまく誘導できれば売上アップを狙える手法ですが、「売り手目線」でのいき過ぎた表現には要注意!ですよね。
大事なのは「ユーザー目線」。
「ユーザーにとってこのサイトは最適なのか?」と常にユーザーの気持ちに立ち返り、サイトを構築することが大切です。
弊社(YUIDEA)では、ユーザーの気持ちに寄り添ったサイト制作や、ユーザビリティ改善のお手伝いをしております。
サイト制作や運営、リニューアルのご相談の前にはぜひ、
弊社シータス&ゼネラルプレスのWebチームの特設サイト
ヒトのココロに活きるWebクリエイティブ「YUIDEA WEB」
をご覧ください。
ユーザテストも行っております!
Webに関するお困りごとがありましたら、ぜひお気軽にお問い合わせください。
※1:ランディングページ
インターネット広告や「Google」「Yahoo!」などの検索エンジンの検索結果のリンク先となるWebページ。Webサイトの訪問者が、外部からそのサイトにやってくる際、初めにアクセスするWebページの入口となるページのこと。
※2:EFO
エントリーフォームの最適化(Entry Form Optimization)。ECサイトやランディングページにおけるエントリーフォームページ(商品購入、ユーザ登録等)で、ユーザーの手間を減らし、離脱率の低下・成約率アップを目指すサイト改善のこと。
※3:コンバージョン
Webサイト上で獲得できる最終的な成果。ECサイトであれば商品購入、情報提供サイトであれば会員登録、自社商品紹介であれば資料請求など、訪問ユーザーに期待する行動に至ること。
※4:クロスセル
ある商品の購入を考えている顧客に対し、関連商品をおススメして販売する方法。
※5:アップセル
ある商品の購入を考えている顧客に対し、よりグレードの高い商品をおススメして販売する方法。
イーサン
ミッションインポッシブルに出演していないほうのイーサン。2人の男児の父。昨年5kgのダイエットに成功したものの、社内では痩身の様子が病的だと噂され評判が悪い。趣味はランニングと料理。