マーケティングストーリーラボ

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いま、改めて「SMM」を考える【その2】 ~ソーシャルメディアマーケティング~

10月が記録的な雨量だったのに、11月は晴れの日が多くて(雨量が歴史的にも少なくて)寒い毎日です。いかがお過ごしですか。
学芸会の冷たいマットに「お山座り(←今は「体育座り」なんて言わないんですよ!)」したせいですっかり腰痛復活気味のYOSSYです。

さて、【その1】では、SNSのチカラと、ゆるやかなつながりをつくるのが得意なオウンドメディアの連携施策についてご説明しました。
今回の記事ではその先の「攻め」の活用施策としての自社メディアのソーシャル化について考えてみたいと思います。

自社メディアのソーシャル化

企業のメディア活用が進む中で忘れてはならないのが、活用目的。ビジネスゴールの実現、という目的です。
意外にオウンドを「メディア化」できていない企業も多く、オウンドがあっても
・カタログ的な商品情報しか掲載できていない
・更新されない企業ニュースしかない
などの課題を抱えていて、ネットユーザーが能動的に訪問する理由をつくってあげられていない企業メディアも多いという実感があります。

・見込み顧客を流入させて、購買へ最後の説得をし、気持ちを固めてもらう
・既存顧客との長期的な繋がりを維持する
というビジネスゴールのためには、企業側が伝えたい情報と見込み顧客が獲得したい情報とをうまく摺り合わせる必要があるのです。

最低限守りたいのは次の3つのポイント。
・情報「発信」がなされている
・読まれるための工夫がある
・更新が継続的に実施されている

どうでしょう、御社のサイトは?
オールオッケーであれば、次のステップへ。
ぜひ、オウンドメディアのソーシャル化に取り組みましょう。

具体的にはまず、発信する情報の設計を、徹底的なユーザー視点に変換して実行します。決して企業視点ではいけません。
・業界全体の情報
・ユーザー特性から導き出される情報
・ユーザーがほしがる情報
・ユーザーがつくる情報

これらは、ソーシャルメディアにて直接ユーザーとやりとりすることによって、またソーシャルアカウント(たとえばFacebook)に流入し、「いいね!」してくれているユーザーをつぶさに観察し、行動分析結果からインサイトを得ることによって実現可能になっていきます。

下記の図で言えば「2」のところに踏み込むわけです!

 

“エモい”情報で常時接続!

タイムラインに流れる情報は、チラッチラ表示されているだけでも(=じっくり読まなかったり、本文を開いて読まなくても)意識と記憶に残ります。
これがソーシャルでつながっておく最大のメリットで、マーケティング用語で言えば「想起率アップ」に貢献することが可能になるということになります。
この取り組みが真価を発揮するのが、ある日その情報にググッと近寄りたくなったときに、簡単にオウンドメディアに流入する経路が確保されていること。
オウンドメディア側の視点から言えば、ソーシャルでシェアされたURL経由でサイトにアクセスしてくる人が増えるはずです。
そして、オウンドメディア上にもソーシャルの声が取り込まれる仕組みがつくられていれば継続的に、何度も流入する理由ができあがります。

 

「コミュニケーションだけで商品は売れない」

とはいえ、現場担当者の悩みもわかります。
私も営業担当者にマーケティングプランニング担当者として同行すると、ご担当からこんなコメントを耳にします。

「何をKPIにすればいいのか分からない」
「何が『売り』につながったのか、明確化できない」
「本当にやりつづけていて意味あるのだろうか」

そうです。そんなときには是非次のチェックリストに取り組んでみてください。

□ダイレクトマーケティング業態以外は
  「売上」をメディア運用の成果指標にするのは危険過ぎる、と知っている
□売上はマーケティング力の総体であると認識している
  いわゆる商品力、価格、広報・PR力、営業力、CRM、競合状況、
  天候や景気などの外部環境の総体
□KPI測定の目的はKGI検証のためである、と認識している
  KGI=ブランド想起率、ブランド好意度、購入意向、再購入意向

結果、これらすべてクリアしていたら、恐らく今、御社のオウンドメディアには豊富なマーケティングデータが蓄積できています。

ソーシャルログインはユーザーにとっては簡単に手間なく登録・ログインできる方法であると同時に、企業側からすればユーザーの趣味・嗜好・関心といったデモグラフィックデータ以外の付加情報まで知ることのできるマーケティングデータ獲得手法の一つと言えます。しかもソーシャルメディアには、ユーザー自らプライベートの情報を書き込んでくれて、情報の更新もしてくれます。
結果として、企業から見たときには非常に新鮮な情報を自社メディアに流入するユーザー情報として取り込んでマーケティングに活用できますし、ROIを可視化することも可能です。
これが、オウンドメディアをソーシャルに対応させる意義と言えるでしょう。

いよいよ、御社のマーケティングを「デジタルマーケティング」に、そして「統合マーケティング」に進化させるタイミングがきていると認識してください。そしてマーケティング費用の費用対効果の最大化に取り組むことができるはずです。

統合マーケティングの実行、については、また次の記事に解説を譲ります。

YOSSY

小学1年生の息子を溺愛中。とうとう玄関の白壁は息子の絵でギャラリーのように!旅と家族と友達とお酒を愛してます。新しいもの(コト)好き。熱しやすく冷めやすいけど粘り強いのが強み?!マーケティングストーリーラボ主宰/コンテンツマーケティングプランナー。