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News Update

サステナブル・ブランディングを改めて考える

 

サステナブル・ブランディングが求められる背景


SDGs(Sustainable Development Goals)という言葉をよく耳にするようになりました。
SDGsとは、2015年9月開催の国連サミットで採択された「持続可能な開発のための2030アジェンダ」に記載されている、持続可能でよりよい世界を目指す国際目標です。
SDGsは、例えば「エネルギーをみんなにそしてクリーンに」「気候変動に具体的な対策を」などの17のゴールから構成されており、2030年までに達成することを目標としています。
「サステナビリティ(持続可能性) 」への意識が一段と高まっており、持続可能なモデルへの転換が求められる今、「サステナビリティ」と「ブランディング(企業価値創造)」の統合(サステナブル ・ブランディング)が必要とされます。

サステナブル・ブランディングとは?

サステナブル・ブランディングは、「ビジネスと社会課題解決を両立させ、『らしさ』で競争優位を創り出す」ことです。 つまり、事業戦略にサステナビリティ要素(環境問題・社会問題の解決など、現代社会からの要請・期待)を融合し、自社の強みや持ち味を活かして資源を投入することであるといえます。これにより、社会からの信頼とリスペクトが獲得でき、企業価値向上につながります。サステナブル・ブランディングは、「時代に選ばれ、次世代にも輝き続ける企業」であるための気付きや経営戦略の切り口としても役立ちます。
たとえば、トヨタ自動車では、「自動車づくり」から「モビリティ」へのビジネスモデルの転換によって、自動車を巡る環境問題、高齢者ドライバーなどの社会課題に対応し、それを『トヨタらしさ』で実現しており、この事例は「サステナブル・ブランディング」の考え方に当てはまります。 ほかにも、花王では、2030年に向けたESG戦略「Kirei Lifestyle Plan(キレイライフスタイルプラン)」を発表しています。ここでいう「きれい」とは、「美しさ」や「清潔」という意味だけでなく、こころの状態や生きる姿勢も表しており、それは自分自身に加えて社会の「きれい」にもつながっていくとの考えが示されています。花王はこの考えにもとづき、例えば、原材料を選ぶところから、ごみとして処分されるまで製品に関わるすべての段階で、どれだけ環境に影響を与えるのかを検証し、環境に配慮したものづくりに取組んでいます。日本語の「きれい」という言葉から、ビジネスと社会課題を結び付け、花王ならではのブランドにまで昇華させている点で、「サステナブル・ブランディング」の好例 といえるのではないでしょうか。
参考:SUSTAINABLE BRANDS JAPAN
第20回 「細田式サステナブル・ブランディング」フレーム
https://www.sustainablebrands.jp/article/sbjeye/detail/1200449_1535.html
広報のためのサステナブル・ブランド戦略 入門
https://www.sustainablebrands.jp/article/sbjeye/detail/1193197_1535.html

サステナブル・ブランド国際会議


これまでサステナブル・ブランディングについてご紹介しましたが、この「サステナビリティ」と「ブランディング(企業価値創造)」の統合を進めるコミュニティ活動を行っているのが、アメリカで生まれたSustainable Brands(SB)です。Sustainable Brands(SB)は、2006年に生まれたグローバル・コミュニティで、「サステナビリティ 」をビジネスに取り入れ 、自社の競争力とブランド価値を高める活動を推進しています。2017年より、日本でも「サステナブル・ブランド国際会議」を開催してきました。「サステナブル・ブランド国際会議」では、国内外の企業・自治体などのサステナビリティに関する最新の取組みや潮流を知ることができます。

第5回目となる今回(2021年2月24日・25日)は、昨年に引き続きSDGs未来都市である横浜市での開催となります。また、COVID-19 感染症拡大の予防の観点から リアルとオンラインのハイブリット開催を予定しており、200名におよぶ国内外のイノベーションリーダーによる講演や各種セッションなどが行われます。また、全国のSDGs未来都市などの自治体担当者が一同に会するプログラムやワークショップなども実施されます。

YUIDEAは2000年よりCSR・環境広報の分野に携わり、のべ1000 社以上のCSR報告書制作を支援し、そこで培った専門性や対応力を活かして、多様なメディアを組み合わせた最適なCSR・IRコミュニケーションを提案しています。

また、CSR・ESGコミュニケーションのさらなる向上を通じ、サステナビリティに貢献するために情報サイト「CSRコミュニケート」(https://www.csr-communicate.com/)を運営してまいりました。

今回、YUIDEAは「サステナブル・ブランド国際会議 2021 横浜」に協賛し、本イベントに出展、セッションも行います。参加される方はぜひYUIDEAブースならびにセッションにお立ち寄りください(セッションはアーカイブでも視聴できる予定です)。

【「サステナブル・ブランド国際会議2021 横浜」開催概要】

サイト:https://www.sustainablebrands.jp/event/sb2021/
会期:2021年2月24日(水)・25日(木)
会場:パシフィコ横浜(横浜市西区みなとみらい1-1-1)

【YUIDEA登壇セッション】

2月25日(木)17:15~18:30
「食とくらしの好循環へ」~ 食から始めるRegeneration

「回復」を意味する言葉を語源とし、健康のために一般化したといわれるレストラン。
3つの問い、「なぜ食にサステナビリティが必要なのか」「食をとりまくサステナビリティとは何か」「どうやって食をサステナブルなものにするか」を軸に、サステイナブル・レストラン、サステナブル・フードに取り組む方々の実践知からともに学び考えたいと思います。

【Facilitator】

株式会社YUIDEA 菅野 晶仁

【Panelist】

一般社団法人日本サステイナブル・レストラン協会 下田屋 毅
フリーフロム株式会社 / グリーンマンデージャパン 山崎 寛斗
レフェルヴェソンス 生江 史伸
株式会社Innovation Design 表 秀明

 

【お問い合せはこちらから】

株式会社YUIDEA 経営企画室 綿地・田立
https://www.yuidea.co.jp/contact/