マーケティングストーリーラボ(MSL)

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【コロナ禍事例】ZOOM撮影立会い、実は全員が不安視していた!?リモートチャレンジのリアルを公開。

「今度の撮影、会社の方針でスタジオへの立ち会いが不可になってしまったんですけど、画像のチェックは今まで通り行いたいんです。」

と、クライアント様からご相談があったのが20203月某日。
店頭のプロモーションやコミュニケーションの一部をご一緒させていただいているX社様より、新型コロナウィルス(以下コロナ)の影響で、撮影現場の立ち会いはできないけれど、チェックは通常通りしたいとのご要望が。はじめは、メールと電話で行えないか?というお話だったのですが、
画像をメールで送って、ご指示を仰いで・・・
ただでさえ慌ただしい撮影現場で、それは無理かも、どうしよう。
そこで考えついたのが、ZOOMによるリモートでの撮影立ち会いでした。

弊社は大量の商品撮影や表紙・特集などのクリエティブ力の高い撮影など、あらゆる撮影を請け負って20年以上。クライアント様やプロジェクトごとにフローや体制を作ってきたノウハウが強固なだけに、「それはちょっと難しいのでは」という反応もありました。
その反面、長年固定化してしまっているものを何か変えられないかと模索していた部分もあり、「ZOOMで立ち会い?」と「?」が付いたこの取り組みに、会社からは「なんでも相談にのるよ」というバックアップがあったのも心強く、すぐにZOOM立ち会いの実行へ進みました。

クライアント様にご提案するとはじめは懐疑的な反応でした。
そもそもZOOM自体を使いこなしているわけでもなく、しかも、会議ではなく撮影の立ち会いに使うというのですから、不安視されてもしょうがなかったと思います。

とはいえ、20203月頃は、コロナの影響が徐々に増してきていたため、
今後の対策のためにもチャレンジさせていただくことが決定!
緊急事態宣言前の3月下旬の撮影から、ZOOM撮影立ち会いを導入しました。
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ZOOMでのリモート撮影立ち会いの方法

①弊社スタッフの会社用スマホにZOOMのアプリをインストール。

ZOOMのアカウントを使用し、弊社がホストとなって、担当者様をWEBミーティングへ招待。
ZOOMには有償アカウントと無償アカウントがあります。
<有償>最大100までの参加者に対応。時間制限なし。
<無償>3人以上の会議では40分までの時間制限があり。2人まででしたら時間の制限はありません。
今回の場合は、撮影現場と複数の担当者様をつないで行ったため、有償アカウントを使用しました。

③弊社スタッフ(1名)が撮影スタジオの画像チェック用モニターをスマホで撮影し、クライアント様にチェックいただく。これだけ!

このやり方で、予定通りのカット数を撮り終えることに成功しました。
導入前は内部からもクライアント様からも不安視されていたのですが、終わってみれば・・・意外とイケる?と手ごたえを感じたのでした。

初回リモート撮影立ち会いで見えた、メリットと課題


メリット

  •  現場のカメラマン、スタイリスト、ディレクターが担当者様の指示を同時に共有できる。
  •  動画でやりとりできるため、担当者様の要望に即座に対応できる。
  •  撮影された画像を複数人で共有できるため、クライアントの複数担当者様で同時チェックが可能。

課題

  •  スタジオのモニターを撮影して担当者様に確認していただくため、正確な色味や細かなディテールが映像で伝わりにくい。
  •  複数の担当者様の撮影を、複数の撮影ラインで行う場合、ディレクター1名+スマホ1台ではカバーしきれない部分がある。
  •  事前のスケジュール設定が難しく、いつも以上に進行管理に注意を払う必要がある。

初回は、みんなの心配をよそに、リモートで撮影立ち会いができたことは大きな収穫でした。
クライアント様にも満足していただけ、ほっとひと安心。
一方で、どうやって、実際に立ち会って撮影をしている時と、変わらないレベルのスムーズさにしていくのか、という課題が浮き彫りになりました。

見えた課題をどう解決するのか、更なるチャレンジ。

2回目のリモート撮影立ち会いでは、ZOOM専用のスマートフォンを用意し、画像チェック用のモニターが確認できる位置に、アームでスマホを固定してチャレンジ。
3回目には、撮影した画像を取り込むPCZOOMをインストールし、撮影された画像を画面共有することでクライアント様に確認していただく。
というように、毎回改善を行っています。

通常の撮影立ち会いよりも時間がかかる傾向があるので、まだまだ試行錯誤中ではありますが、
長年の信頼関係がある撮影スタジオ・スタッフの協力体制があり、クライアント様のためならという共通目標を持てているため、着実にリモート撮影立ち会いが軌道に乗ってきている感触があります。

業務負担の軽減にも有効な方法。

まだ改善の余地があるリモート撮影立ち会いですが、
撮影現場へ向かう移動時間や撮影中の拘束時間を考えると、コロナ禍対策としてはもちろん、アフターコロナの業務のスリム化の一つとしても活用できるのではないでしょうか?ぜひ参考にしてみてください。

 

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