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News Update

SNSの使い分け Facebook、Twitter、Instagramの3大SNSの特徴について

Facebook、Twitter、Instagramはいまや個人だけでなく様々な企業が活用しています。一方で、すべて運用することによりかさんでしまう工数も大きな課題です。運用の手間を省くためにInstagramと同様の投稿をTwitterにも投稿する、Twitterと同様の内容をFacebook、Instagramに投稿する、などといった使い方をしている人も多いのではないでしょうか?しかし、SNSをマーケティングの手段として効果的に活用したい場合、それぞれのSNSの特徴をとらえた使い分けが重要となってきます。今回はFacebook、Twitter、Instagramの各SNSの特徴と使い分けするときのポイントを紹介していきます。

各SNSの特徴

まずは、Facebook、Twitter、Instagramそれぞれの、基本的な特徴について確認していきたいと思います。

Facebook

実名制でかつ、リアルな友人関係が特徴のSNSです。日本国内では主にビジネスパーソンを中心に利用されています。コンテンツの自由度が高く、フォーマルなシーンでも活用されることから、お店や小規模企業によってはホームページの代わりとして利用されることもあります。その特徴から、若年世代へのアプローチには不向きなSNSといわれています。

Twitter

140文字以内の短文で思ったことや気になることなどをつぶやくシンプルなSNSです。好きなことや趣味などの「興味関心」に応じてアカウントをつくることも多く、リツイート機能により気に入った投稿内容を他の人と共有して拡散される傾向にあります。一方、個人のツイートでもすぐに拡散されてしまうこともあり、炎上するリスクが他のSNSと比較して高いという特徴もあります。

Instagram

スマホのカメラアプリで、撮影した写真をその場で加工しアップできるビジュアルコミュニケーションが特徴のSNSです。投稿がきっかけとなって消費行動を促進させたり、UGC(User Generated Content)と呼ばれる一般ユーザーによってつくられるコンテンツを活性させたりする効果も期待できます。一方、Twitterなどと比較して、投稿に対しての拡散力が低いということも特徴となっています。

企業がSNSを運用するメリット

若年層へのターゲティングに強い

Twitter、Instagramを利用しているユーザーは10代~30代が多いです。さらにSNS広告ではターゲティングを行う事によって“特定のユーザー”へ広告を発信することが可能となっています。

二次拡散が狙える

テレビCMや雑誌広告などの企業からの一方通行の情報発信ではなく、SNSでは情報を受け取るだけでなく、ユーザー同士での拡散が狙えます。

運用途中での効果改善が可能

随時更新される配信結果を見ながら、予算配分の見直しやクリエイティブの改善を行うことが可能です。代理店に出稿すれば一定の成果が得られる広告とは異なり、継続的な運用を行っていくことで想定の倍以上の効果を発揮することもあります。
ほかにも、業界や企業の垣根を超えたキャンペーンやイベントなどのマーケティング企画を実施したり、他社企業同士が一緒に取組みができたりするのもSNSのメリットとなります。

企業がSNSを使い分けるポイント

企業がSNSを通じて不特定多数のユーザーへ情報を伝え、マーケティング活動を行っていくためには、どのように運用していくべきなのでしょうか。ここでは、具体的なケースをイメージしていきながら紹介していきます。
また、企業がソーシャルメディアを運用するときの流れについては以下記事をご覧ください。
『ソーシャルメディアを運用するためには?~運用の流れ・メリット/デメリットを紹介~』

各SNSの特長を把握した運用を心がける~若年層に向けたアプローチ例~

まず、若年層に向けたアプローチのために、InstagramとTwitterを活用してキャンペーンを行う場合について考えてみます。

まずはInstagramの特徴を活かし、ユーザー間でのコミュニケーションを活発化してもらいコアユーザーを育てていきます。その間、Twitterでは潜在的なユーザーに対してアプローチ行い、認知拡大・拡散を狙っていきます。相互の強みを生かして、ユーザーとコミュニケーションを行い、Instagram上で獲得したコアユーザーを、Twitterキャンペーンと連動して、特設サイト・ECサイト上に送客できるようにします。そうすることで、対象の商品・サービスに関しての話題作り、購入促進への効果が期待できるのではないでしょうか。

お店の想いや専門的なコンテンツを届ける~SNS活用事例:株式会社『わざわざ』~

2009年にはじまったパンと日用品を販売する『わざわざ』というお店では、長野県東御市御牧原の山の上に店を構えており、公共交通機関が通っていないため、車でしかお店に行くことができません。しかしながら、創業8年で年商1億7千万円となっています。成長の裏にはSNSの効果的な活用があり、ここでは実際の投稿も紹介していきたいと思います。

Instagram

Instagramではパンや取扱商品の写真をメインにされています。倉庫内に撮影スペースを用意しているようで、一つ一つの写真のクオリティにこだわって投稿されていることが伺えます。また、商品だけでなく長野の景色を投稿されるなど、お店の雰囲気が伝わるような投稿を行うことで、ユーザーの目に留まりやすくなる工夫がされているのではないでしょうか。
https://www.instagram.com/wazawazapan/

Facebook

FacebookではメインコンテンツはInstagramと同じものが投稿されていますが、Instagramよりも文章中心のコンテンツになっています。長文が読みやすく、ホームページの記事のリンクを貼ることができるなど、Facebookの特徴が出ている内容となっています。
https://www.facebook.com/wazawazapan/

参考:『パンと日用品の店 わざわざ』
https://waza2.com/

いかがでしょうか。今回は、3大SNSであるFacebook、Twitter、Instagramの特徴や使い分け方を整理してみました。目的にあわせ、どのチャネルを活用すべきか検討していくことが重要となるのではないでしょうか。

SNS時代の販促プロモーションでおさえておきたいポイントまとめ

今やマーケティングチャネルのひとつとして不可欠な存在、SNS。施策コントロールが難しいこの舞台の上で、より計画的かつ効果的に施策展開するためにおさえておきたい重要要素をピンポイント整理しました。さらに資料後半では、施策実行上のさまざまな課題を解決する新アプローチもご紹介!ぜひ一度ご一読ください。

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