マーケティングストーリーラボ

CONNECT THE STORIES, TO LIVE AND LONG ENGAGEMENTS “生きたStoryを感じる”「場創り」と「コンテンツ創り」

欲しいのは「モノ」じゃないの♡~キュレーションメディアが秘める可能性~

こんにちは、YOSSYです。マーケプランニングが主なる仕事です。最近は、新商品開発にもっぱらの時間を使っているんですが…。

実はこのミッション、取り組んでいると20ン年前の新人時代、当時勤めていた社会人向け通信研修の教材編集部で上席に命じられた「新コース開発企画書作成」業務を、何度も何度も思い出すんです。

そのとき、いろんな人が掛けてくれた珠玉の言葉たちも。周囲で見守ってくれた同僚たちの優しいまなざしも一緒に。私の会社員人生も終末期なのかしらん!?

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結局その仕事は、自分の力の未熟さを自覚するばかりで、形にはできなかったのだけれど、その後、歯を食いしばって(?)続けてきた仕事人生の中で、こんな風に「あのときの仕事の意味」が明確化していくなんて、本当にビックリです。

継続は力なり…笑

さて、当時の記憶の蘇りキーワードは、こんな感じ。
■全体と部分
■「ことば」のもつ力
■「そっと肩を押す」

つまり「気持ちに寄り添い、双方コミュニケーションをとりながらのマーケティング時代がやってくる」ということだったんですね、○中道○部長ぉー、ごめんなさい×10000!!!

インターネット時代もデジタルマーケティングの進化も、コミュニケーションメディアの進化も、まっったく予想できてませんでしたぁ――――号泣。

そんな私がいま、広告会社でコミュニケーションプランニングしてます。笑

キュレーション…

ところで唐突ですが、聞いただけで「キュレーションECサイト」って分かりますか。例えば、こんなサイトたちのことを言います。
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キュレーションEC事例 「北欧暮らしの道具店」
http://hokuohkurashi.com/

キュレーションEC事例 「scope(スコープ)」
http://www.scope.ne.jp/

キュレーションEC事例 「キノギフト」
http://kinogift.jp/

キュレーションEC事例 「HATCH(ハッチ)」
http://hatch8.jp/
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キュレーション通販サイト「HATCH(ハッチ)」  トップ画面

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ECじゃないけど、「キュレーションメディア」ってことだったらDeNAなどは10媒体ももっているのだそうです!(2015年11月時点)。

最近だと、モバイルでの情報収集が手軽だったりする点で、キュレーションマガジン「アンテナ」なんかもありますね。これは、アプリをダウンロードする面倒くささも乗り越えて、最近の私の通勤の友になっている媒体です。

あの「ジャパネットたかた」こそがキュレーションECの最高事例だと、そんなことを仰っている方もいますね!

ところで、また自分の話です(スミマセン)。

私が、キュレーション的な言葉を初めて聞いたのは、大学1年だったとき。

当時私の通っていた大学では、特別講義(法学部生だったけれど、資格取得したいなら関連講座を履修すれば「教員資格」「学芸員資格」「図書館司書資格」が取れました。それらの講義のことをそんなふうに呼んでいた…ハズ)のオリエンテーションで、

「『学芸員』は欧米だとキュレーターと呼ばれて、
とても権威のある仕事なのです」

という説明を聞いたんですね。
なんか語感の可愛らしい言葉だ☆と思いました。若者らしい(爆)。と、同時に私にはその役目、無理だ、と思い、でも凄く魅力的だ!と思いました。

なぜでしょう?

無理だ、と思ったのは学術研究を続けなければならない点。これは学術研究よりもビジネスのほうに自分の興味があることを認識していたから。

一方で魅力的!と思ったのは…細かくはもちろん覚えていないのですが

キュレーターには【資料の収集】【資料の整理・保存】【展示の準備(コンセプトの明確化)】【資料の公開・展示(コミュニケーション提案)】【専門分野の研究・分析】【教育・普及活動】などの多くの分野の仕事がある

と聞いてピンときたから!!

キュレーターが情報の収集と整理(ラベル付け)をして、その情報のかたまりを魅力的に見せるための企画をする人だと認識したから、なのです。

私、むかしから自分の持ち物や耳に入ったウワサ話、学校で教えてもらったことを自分の頭の中で分類したり意味づけしたりすることが大好きで、得意だっていう認識がありました。その力を活かせそう、って思ったんですね、本能的に。

「分けることは分かること」。うちのダンナが5歳男児の遊び散らかした玩具を夜中に拾い集めながらおもちゃ箱に分類するときに、いつもつぶやく言葉ですが、分からないことは分けられないってことだと思っています。

分けたいからいつも「なぜ?」「なに?」を考えたり調べたり教えてもらったりして、自分なりの情報の「ワンピース」にしていく。

この認識はそのまま、私の天職―(情報)編集職・企画職―につながったと思っています。

モノじゃなくて、コトだから

で、話しを戻しますと。

ECサイト、っていわゆる典型的な機能をもつ検索バーやら、商品をカテゴライズして検索のための「左カラム」をもうけていますよね。あのAmazonは検索画面のインタフェースにも、検索性エンジンの性能にも、物凄く配慮してあると思います。

が、買うためには目的の「商品詳細ページ」を何としても見つけ出し、ポチッとするために検索しなくちゃならない。当たり前のようですが、この当たり前が、イマドキの買い物シーンにおいて、実は当たり前ではないような気がしているんです。

具体的に2015年4月、amazonで「持ち手が丸くて短い幼児用の歯ブラシ」を検索で発見できないという体験をしました。

そういう歯ブラシを一週間後から息子の保育園に持って行かせなければならなかったけれど、扱っているメーカーさんの名前も、一般名詞も知らなかったから、検索できなかったんです。

結局、日本のメーカーの商品をママ友に聞いて検索してみましたが、今度はそのデザイン性が気に入りませんでした。結局、日本製商品の説明に書いてあったキーワードを英語にして検索してみたりして、やっとイタリア製のペンギン型歯ブラシに出会ったんです。もう少し楽な出会い方はなかったのかしら、と思います。

それから、私の隣の席の優秀な若き同僚は、お友達の結婚式に着ていく服を夜中にネット検索していて、ピンとくるものになかなか出会えなかったことがあるのだそうです。買う気がモリモリあるのに、見つからない。そして、手持ちの服にピッタリのアクセサリーを華やかに付けることも考えたのに、そういう探し方、できなかった…と。

これって、

■安全な歯ブラシでデザイン性も高いもの。素材は○○を使っていないもの
→子どもに安全で楽しい歯磨きタイムを創ってあげたい
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■手持ちの服を華やか&素敵にしてくれるアクセサリー
→友達の幸せな時間を色彩的にも素材的にも会場の格にも合う形で、彩りたい
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という、モノを手に入れたその先にある「コト」が欲しいんだけど、ってことですよね。「コト」にこたえる一つの情報が「キュレートされた情報」なのかな、と思っています。

その意味で、まだまだ「キュレーションEC」の進化の可能性ってあるのではなかろうか、と思っています。

YOSSY
熱しやすく冷めやすく、珍しい&新しいこと&流行を押さえたいクチ。美味しいご飯やお酒、旅行と友人・家族は人生の必需品。最近、Excelで重回帰分析もできるようになったし、リードジェンとかのデジタルマーケ用語も活用しちゃってたりも。一種の流行りかしらん!? 目下、三刀流で闘うゾロのようになりたい5歳男児、育児中です。CVM企画室長。