マーケティングストーリーラボ

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注目!海外小売業界の最新トレンド~ウォルマート・コストコ・クローガー~

こんにちは。インターンのYURIす。
つい先日会員制倉庫型店「コストコ」を訪れ、広い倉庫のような店内や超ビッグな商品の数々に終始目がきらきらしていました。驚きだったのが、コストコ内に巨大ホットドックやピザが食べられるフードコートがあり、買い物に来たお客さんから、フード目当てのお客さんまで多くの人で賑わいを見せていました。目玉商品の1つにもなっているコストコのフードコートのように日本と海外発のスーパーではその特色も違うように思います。そこで今回は海外の小売店舗のトレンドを見ていきます。

「コストコホールセール・ジャパン公式HP」
http://www.costco.co.jp/p/?lang=ja

今の海外の小売業界ってどうなってるの?

2016年世界の小売企業トップ5を見ると、Wal-MartStores,Inc(米ウォルマート・ストアーズ)、CarrefourS.A(仏カルフール)、CostocoWholsale(米コストコホールセール)、Tesco(英テスコ)、Amazon.com(米アマゾン・ドット・コム)の順になっており、超大型総合小売店チェーン,Eコマース大手企業が世界の小売業界をリードしています。
中でもAmazon.com(アマゾン・ドット・コム)が牽引する小売業界でのEコマース市場は年々拡大しており、超大型総合小売チェーンWal-MartStores,Inc(米ウォルマート・ストアーズ)も最近Eコマースサイトの運営を行う「ジェットドットコム社」を買収しネット通販を強化するなどネットとリアルが入り交じった競争が激化しているのが現状です。また、米国では深刻な肥満問題を背景に、オーガニック食品に関心が集まり、最近ではAmazon.com(アマゾン・ドット・コム)が米自然食スーパーチェーンwhole Foods Market(ホールフーズマーケット)を買収するなど小売企業によるオーガニック市場のさらなる拡大も期待されます。こうした技術や消費嗜好の変化は小売店舗のトレンドに大きく影響を与えています。

「世界小売企業ランキング」
https://www.strategicmanagementinsight.com/swot-analyses/walmart-swot-analysis.html

「Amazon.com  whole Foods買収( ITmedia)」
http://itpro.nikkeibp.co.jp/atcl/news/17/061901689/?rt=nocnt

 

海外小売店舗の最新の取り組み

従来の総合スーパーでは、商品を安く仕入れ顧客にいかによりよい価格で提供する、またはいかに品揃えを充実させるかという点に重点が置かれていましたが、配送時間や消費嗜好性に対する消費者ニーズの多様化によって、価格と品揃え以外の面でそれぞれの小売店舗は新たな取り組みをしています。

①ネットとリアルを融合させた店づくり

世界最大の小売企業であり、日本では西友でおなじみWal-MartStores,Inc(米ウォルマート・ストアーズ)では、店員が帰宅途中にオンライン注文を配達するプログラムを試行。米国に4700店舗を展開し、従業員が各店舗の近くに居住していることを生かすことで、オンライン注文された商品を同日配送させることが可能になると考えられています。また、オンライン注文した商品を店員が24時間営業する巨大キオスクに保管し、いつでも好きなときに受け取りにいくことができるサービスも試行段階に入っており、大型総合小売店チェーンからネットとリアルを融合した店舗づくりに取り組んでいます。

「Wal-MartStores,Incオンライン注文配達プログラム」
https://japan.cnet.com/article/35102221/

 

②会員サービスの充実

会員制倉庫型店のCostcoWholsale(米コストコホールセール)では、会員制の強みを生かした会員限定のセルフガソリンスタンドの設置を検討しています。会員限定のサービスの拡充を図っていくことで、既存顧客の強化や新たな会員獲得を狙っているように思います。また、Eコマース大手のアマゾン・ドット・コムは、低所得者を対象に有料会員サービス「プライム」の会員価格を引き下げる方針を示しています。

 

「CostcoWholsale(米コストコホールセール)会員限定セルフガソリンスタンド」
http://www.masslive.com/business-news/index.ssf/2017/06/costco.html
「Amazon.com(アマゾン・ドット・コム)低所得者向け会員料金引き下げ」
http://jp.wsj.com/articles/SB10372492675706814214504583191973640651656

 

③店舗で受けられる健康サポートサービス

米国のスーパーマーケットチェーンのKroger(クローガー)では、オーガニック市場の拡大を受け、健康的なレシピの提供やアドバイスを行う栄養士を店舗に配置することで、顧客に一人一人に最適なオーガニックフードを提供しています。最近では店舗に配属する栄養士の数を増やし、顧客満足度に重点を置いています。ほかにもHy-Vee(ハイビー)では全235店に栄養士を配置し、店舗でのカウンセリングなど健康的な食生活をサポートに力を入れています。

「Kroger(クローガー) 栄養士の配置強化」
http://www.modernhealthcare.com/article/20160601/NEWS/160609989
「Hy-Vyee(ハイビー)」
https://www.retale.com/Sioux-City-IA/Hy-Vee/p-r104https://www.retale.com/Sioux-City-IA/Hy-Vee/p-r104

 

小売店舗の様々な取り組みを見ていくと、「リアルとネット」が意識されていると感じます。オンライン注文のようなリアルとネットとの連携を強め、顧客の利便性を高める一方、店舗に配置した栄養士という店舗でしか受けられないサービスを充実させるといったリアルとネットとの差別化を見出していくようにそれぞれのやり方で商品の提供の場である小売店舗に付加価値をつけているように思います。
また、会員自体に付加価値を付け、間口を広げる小売店舗展開に加え、従業員の活用の仕方も重要な要素となっています。ウォルマートの同日配送サービスやKroger(クローガー)の「Krogerstories.com」という従業員がKroger(クローガー)の商品の紹介や自身のキャリア観につい紹介するマルチウェブサイトの運営を見ていくと従業員の新たな可能性を見出すことができるでしょう。

「Krogerstories」
http://www.prnewswire.com/news-releases/kroger-launches-new-kroger-stories-website-300430341.html

いかかでしたか?
様々な視点から付加価値を付け、展開していく小売店舗。今後はどんな新しいサービスが出てくるのか目が離せません。少しでもご参考になれば幸いです。

 

YURI
2015年12月からマーケティング部署でインターンをしております。大学のゼミで国際経営学を勉強中。
趣味はフラダンスと韓国語。2016年3月から半年間アメリカへ留学を経験。日課は万歩計のチェックとお風呂上がりのアイス。何事も継続は力なりをモットーにがんばります!