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News Update

【PICK UP!】 〔通販〕フェリシモ、余った生地やボタンをネット販売

【PICK UP!】では、編集チームが気になった最新トピックスをご紹介します。

通信販売の株式会社フェリシモ(以下、フェリシモ)は、ハンドメイド作家などをターゲットに、工場で余った生地やボタンなどの素材のネット販売を開始しました。生産過程で生まれる規格外品や余剰素材をメーカーが出品、フェリシモは物流を請け負い、3割の手数料を受け取る仕組みです。
通販サイト「マテリアループ」では、出品された素材の特徴などをストーリーにして紹介
InstagramやPinterestなどのSNSでもアカウントを持ち、注目の素材や活用例などを発信しています。
「2015年のハンドメードサイトの推定流通額は前年比2.2倍の78億円。大量生産・大量消費を好まず、一点物や商品が生まれるまでの物語を大事にする消費者の増加が背景にある。」と記事にはあります。
廃棄してしまうものも、ターゲットを変え、用途を変えれば商品になるんですねえ。
リサイクルに留まらず、新たな価値を見出す“アップサイクル”という言葉、確かに最近よく耳にします。「DIY」や「手芸女子」が話題の、今の時代にもぴったり!メーカーも、売り手も、生活者も、みんなハッピー!な、まさに三方よしなビジネスですね!

<プレスリリース> 眠っている素材と、ものづくりを楽しむ人が出会う“素材の蚤の市”『materialoop[マテリアループ]』が、銀座三越のイベント「グローバル・グリーン キャンペーン」に参加
http://info.felissimo.co.jp/company/detail.php?id=425

「マテリアループ」公式サイト
http://materialoop.com/?xid=p_nr_ot_160502_RELEASE

(参考記事)アップサイクルの挑戦 ~動きだした循環型環境ビジネス~ – NHK クローズアップ現代
http://www.nhk.or.jp/gendai/articles/3264/1.html
(参考:「日経MJ」5月9日 6面)