マーケティングストーリーラボ(MSL)

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News Update

【セミナーレポート】3月29日開催「コンテンツマーケティングでリードナーチャリング!! “成果を見える化”して“問い合わせ”を獲得するオウンドメディアの企画と運用のコツ」

2018年3月29日(木)に、「コンテンツマーケティングでリードナーチャリング!! “成果を見える化”して“問い合わせ”を獲得するオウンドメディアの企画と運用のコツ」と題して、弊社YUIDEAと株式会社Ptmindとの共催セミナーを開催しました。

今回は当日の講演内容の概要とポイントをご紹介します。

オウンドメディア運用のリアルをご紹介
立ち上げからKPI設定、コンテンツ改善まで

第1部は、YUIDEAデジタル×グローバルの吉田浩子による「事業に「効く」オウンドメディア運用~仮説・実行、改善と前進のための5ステップ~」。
最初にお話したのが現在の市場環境について。国内外でのコンテンツマーケティング予算の拡大、SNS利用やスマートフォンなどのデバイス普及による生活者の行動変化から、企業広告がいかに届きにくくなったかをデータで説明。そして、こうした状況においては、オウンドメディアをうまく利用して生活者に情報を伝えることが重要だと吉田は指摘します。「企業の伝えたいことと、生活者の興味をもつテーマの間を探り『欲しいと思ってもらえる情報』を潜在意識に働きかける」ことこそオウンドメディアの役割であり、コンテンツマーケティングの手法なのです。

さらに、オウンドメディアの目的を「リード獲得」と「ブランド認知」とし、それぞれのKPIや運用について、弊社YUIDEAの事例を中心にお見せしました。リードを獲得するための施策や導入しているデジタルツールなどをご紹介しましたが、リアルな運用事例ということで、出席者の皆さまも熱心にメモを取りながらの講演となりました。

 

ヒートマップから読み解くユーザーの興味関心と
その分析結果の生かし方

第2部は、株式会社Ptmind Co-Founder General Manager 小原 良太郎氏による講演「ユーザーの興味関心からマーケティング施策を改善する〜ヒートマップを活用したユーザー意識の可視化〜」です。

Ptengineというヒートマップ機能付アクセス解析ツールを使いユーザーの行動を見える化し、どのように改善につなげるかを、こちらも具体事例を中心にご説明しました。
たとえば、サーモグラフィーによって本来リンク先のない場所のクリック率が高いことが分かれば、デザイン変更やリンク設置などのUI改善につながります。読んで欲しい情報までに離脱率が高いことが分かれば、情報をどこに配置すればいいのか考えることもできます。さらに、ヒートマップをリサーチに使うことも可能だと言います。複数の項目を用意し、たとえば一番クリック率が高いものをコピーラインティングやクリエイティブにつなげることができるのです。
小原氏は「分析をどう生かすかが重要」と強調します。ヒートマップで見える行動の背景にある、ユーザーの興味・関心を的確に読み解くことで、より最適な改善施策を実行できます。

最後に、弊社Willyetと「Ptengine」の連携によるユーザー行動可視化の相乗効果についてご説明しました。「Willyet」の属性分析と「Ptengine」の行動分析を掛け合わせることで、ターゲットにマッチしたコンテンツ配信を行っているかを把握できるようになり、オウンドメディアの改善・運用のより一層の最適化を図れます。今後はオウンドメディアでのヒートマップ活用も加速していくのではないでしょうか。


今回は1部2部ともに、具体的な事例を多くご紹介したこともあってか、終了後も出席者からは登壇者への質問が続くなど、非常に活発なセミナーとなりました。YUIDEAでは、今後もコンテンツマーケティングによる売上アップやエンゲージメント創りにつなげるセミナーを開催していきますので、ぜひご参加ください。