マーケティングストーリーラボ(MSL)

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News Update

文系でもわかるGoogleアルゴリズム解説~Googleを擬人化してみた~

コンテンツSEO、WEB集客なんて簡単だ!~第二回~

index

こんにちは。イーサンです。

SEOに関するセミナー、好評でした

先月、弊社内で開催したセミナーは大変好評で、申し込みいただいた方ほぼ全員が出席いただくほどの盛況ぶりでした。

私も、当日「第二部」でSEOに関する話をさせていただきましたが、後日来場いただいた方とお話しをしている中で、「資料、内容充実していたので内部回覧しましたよ!」とか「勉強になったので、いろいろな施策を実施する際にも先日のセミナーで教えていただいたことを頭に入れて実践しています!」とか嬉しいお言葉をいただくのですが、その際先方が傍らに持っている資料が、「第一部」のコンテンツ作成に関する資料だという局面が何度かあり・・。

付箋が貼ってあったり蛍光マーカーを引いてあったりと、本当に熱心に聞いてくださり、参考にしていただいているんだなと本当にうれしく思いつつも、内心では自分の話した内容でなかったことに「悔しい」と思っているケチくさい男です。

さて、そんなケチくさい男が、惜しげもなくSEOに関する情報を提供する本シリーズ。旧サイトの頃から数えると、今回で5回目(!)の長寿シリーズとなってまいりました。

今回も張り切ってまいりまショー!

 

過去記事はコチラから

第一回:コンテンツSEO、WEB集客なんて簡単だ!
第二回:SEO対策って時代遅れ?
~番外篇~コンテンツSEO、WEB集客なんて簡単だ!大手キュレーションメディア閉鎖問題を斬る
Google日本語検索アルゴリズムアップデートに ついて~コンテンツSEO 番外篇 その2~

 

SEO対策のアプローチ方法は大きく分けて2つ

1、Googleに気に入られること
2、検索ユーザーに気にいられること

ざっくり言うと上記二つの方法があります。今回は特に1、のGoogleに気に入られることについてフォーカスしていきたいと思います。

Googleを人間だと思ってしまえばSEOも簡単?

「気にいられるために」、とは言っても何もおべっかを使ったり、お中元お歳暮を贈ったりする必要はありません。

それぞれ(Googleと検索ユーザーが)どんな特徴を持っていて、どんなことを好むのかを把握しておけばよいのです。
好きな子にアプローチしようと思った時、その子が何に興味を持って何が好きなのか、を知ることは、恋愛を成功させる上で必須ですよね!SEO対策もざっくり言うとそういうことなんじゃないかと個人的には思っています。
(適当なこと言ってると各方面からお叱りをいただきそうですが・・)

Googleは、もちろん人間ではありませんが(法人ではありますが)なんとなくデジタル的な、ITっぽい、システマチックなイメージを持っていると、理解が遠のいてしまうように考えています。

そのため、今回はなるべく想像がつきやすいように擬人化した形でGoogleってこんな人だったのね!こうすれば好かれるんだ!みたいなノリでSEOについて説明していきたいと思います。

Googleの好みはGoogle自身が発表している

恋愛の場合、好きな子の好きなモノやコトを知るためには、その子と仲良くなって直接聞くか、周りの人に聞く等まわりくどい方法をとらなければなりません。

ところが、Googleちゃんはサービス精神が旺盛(?)なのか、自分の好み(=評価する基準)をあけっぴろげに公開してくれている、恋愛対象だとすれば、なんともアプローチしやすい存在なのです。

たとえば、こんな感じで。

ウェブマスター向け公式ブログ「良質なサイトを作るためのアドバイス」

ウェブマスター向けガイドライン(品質に関するガイドライン)

とはいえ、好みのトレンドや最新情報は気にしておきましょうね

アルゴリズム(サイトを評価する仕組みやルール)は日々改善、改良されていますので、現時点で発表されている情報がすべてではありません。また、さすがに全てのアルゴリズムに関する情報を100%開示しているわけではありませんので、そこは実際のWEBサイト運営をする中での気付きだったり、いろいろな情報源からキャッチアップしたりと、Googleの本当の好みを推し量る必要はあります。(流行りの「忖度(そんたく)」??)

ただ、小さな変化はあるものの、基本的な考え方や評価する基準が大きく変わるわけではありませんので、「あ、今日Googleちゃん髪切ったんだな」くらいの感覚で、日々のちょっとした変化に気付いてあげられるようになればよいのではないでしょうか。

「擬人化」逆に分かりづらくなっているような記がしてきましたが(笑)、今回はこの「擬人化」する方法で行くと決めた以上、男として、最後まで方針を貫き通してみたいと思います。

Googleのことを擬人化してみました

ということで、思い切ってこんなキャラクターで擬人化してみました。

Google=世界中のありとあらゆるモノを買い付けて販売するオーナー社長(ハイパー金持ち)

クローラー=社長の下で、世界中のありとあらゆるモノを探して飛びまわるバイヤー

※このバイヤーは世界中にたくさんいるイメージ
※ありとあらゆるモノ=ありとあらゆる「情報」と置き換えてください

二人のやりとりイメージ

検索エンジンは、自分自身ではWEBサイトの情報を見に行きません。手下である、「クローラー」に命令してあらゆるWEBサイトの情報を見にいかせます。

エンジニアの人とかに見せたらぶん殴られるかもしれませんが、実際にはこんな感じ?

(自分たちのサイトを持っていたり、管理したりしているのであれば、このクローラー達が、サイトの評価をし、その情報をGoogleに報告していることを忘れないようにしてください。)

つまりは、Googleに気に入られるためには、クローラーにサイトを見つけてもらいやすくし、情報がわかりやすいように整理してある必要があるのです。

懲りずに擬人化した形で説明するのであれば、自分たちが何かの商品を扱っているお店をやっているとしましょう(つまりは自分たちのサイト運営のこと)。さきほどの女社長に命令されたバイヤー達が商品買いつけに来た時、お店を見つけてもらいやすいように近くに看板を設置したり、お店のドアを開けて入ってもらいやすくしたり、商品棚をわかりやすくディスプレイして、良い商品(=情報)をバイヤーに買いつけてもらって、さっきの社長のもとに自慢の商品(=情報)を届けてもらいたいものですよね。

 

shop

そのための策を講じることこそが、SEO対策であり、クローラーに情報を渡しやすくするために行うことを、「クローラビリティ」を高めると言うのです。

googleとインデクサ

Google&indexer
さて、さきほどからご説明している、世界中にある膨大な情報を持ち帰ってgoogleに報告するクローラー。

その他、Googleのもとには、それらクローラーが持ち帰った情報を正しく整理整頓し、検索ユーザーが求めたときに即座に「サササっと」情報を提供できるようにするための存在がいます。

それが「インデクサ」です。

さて、また新しい用語が出てきてわかりにくくなってしまいましたので、わかりやすくするために、擬人化してみましょう。
(さっきの説明でもう十分だから、擬人化はいらないって??まあまあそうおっしゃらずに・・)

女社長はお客様が欲しがる商品はなんでもすぐに提供できるようにしたいと思っています。そのためには、世界中から仕入れた商品(=情報)が、倉庫の中に整理整頓されていなければならないのです。

整理整頓された状態は、まるで「〇mazon」の倉庫のよう??

バイヤー(クローラー)が頑張って仕入れてきた商品達を、倉庫の中に整理整頓して収納し、必要に応じて(検索ユーザーの求めに応じて)サササっと取り出せるようにしているのが「インデクサ」の役割なのです。

整理整頓された倉庫といえばECの巨人「〇mazon」の倉庫をイメージしていただければ、わかりやすいですかね?

ユーザーが欲しいと思った商品を倉庫の中から見つけ出してきて即座に(当日中とか翌日には)届けてくれますよね。

そんなイメージではないでしょうか。

まとめ

ということで今回は、Googleがどのようにして世界中にある、ありとあらゆるサイトのことを把握し、表示順を決めているのか、をなるべく難しい言葉を使わずに説明してみましたが、いかがでしたでしょうか?

わかりやすいような逆に更にわかりにくくなったような・・?

いずれにしても、あまりシステマチックな専門用語を駆使して理解するより、なるべく身近な存在として「Google」を捉えていたほうが、SEO対策にも取り組みやすくなるはず!と信じて疑わない自分の想いをだいぶこじらせてしまった結果、このような形になってしまいました。

本サイトの編集長のご機嫌を損ねなければ、次回もきっとあるはずですので、それまでお楽しみに・・。

でわでわ!

 

イーサン
ミッションインポッシブルに出演していないほうのイーサン。2人の男児の父。
昨年5kgのダイエットに成功したものの、社内では痩身の様子が病的だと噂され評判が悪い。趣味はランニングと料理。