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News Update

SEO対策強化時におさえたいGoogleアナリティクス・Search Consoleチェック項目まとめ&分析のコツ

『SEO対策を行ってみたはいいけれど、どれくらい効果が出ているかわからない』
こんなお悩みはありませんか?
今回は、SEO対策の効果を測定し、改善していくために欠かせないGoogleアナリティクスとSearch Consoleの活用方法についてご説明します。

なお、SEO対策の基本となるキーワード選定については、こちらの記事をご覧ください。
SEOに欠かせない!本当に対策が必要なキーワード選定方法とは

SEO対策の効果測定のために見るべき3つのポイント

SEO対策の効果測定のために見るべきポイントは、基本的に以下の3つです。

①どんなキーワードで検索したのか【検索クエリ】
②どこからどのページに到達しているか【集客】
③対象のページからどこに遷移しているか【行動】

①はSearch Console、
②と③はGoogleアナリティクスで分析が可能です。
これらのポイントを確認することで、対策をした前後でどのような変化があったのかを探ることができます。

Search Consoleを用いたSEO対策検証

どんなキーワードで検索したのか【検索クエリ】

Search Consoleにアクセスし、「検索パフォーマンス」をクリックすると、サイト全体の検索クエリが表示されます。左から順に期間内での「合計クリック数(検索結果上から自サイトへリンクをクリックした数)」「合計表示回数(検索結果上で自サイトのリンクが表示された回数)」「平均CTR(クリック数÷表示回数)」「平均掲載順位(検索結果上でのサイトの平均順位)」が表示されます。また、「新規」のボタンをクリックすると、ページをフィルタリングする機能が表示され、特定のページに限定してどんなキーワードで検索されているかを把握することができます。

対象ページの検索順位を確認する

SEO対策時に設定したキーワードの順位をまず確認します。設定した対策キーワードの平均検索順位が20位以下であれば、対策した方法とユーザーの検索意図がずれている可能性がありますので、対策キーワードの検索結果状況を調査・検索意図の確認をし、 ユーザーの検索意図に沿ったコンテンツにリライトする等の検討をしてみてはいかがでしょうか。

クリック数と表示回数の関係を確認する

クリック数と表示回数を確認するとき、特にクリック数は少ないが、表示回数が多いキーワードに着目するとよいでしょう。この場合、検索結果上に表示されているが、リンクをクリックしてもらえなかったということになりますので、対象ページのタイトル、ディスクリプション を見直すことでクリック数の向上が期待できるようになります。

Googleアナリティクスを用いたSEO対策検証

どこからどのページに到達しているのか【集客】

Googleアナリティクスにアクセスし、 画面左端にある「集客」→「すべてのトラフィック」→「チャネル」を選択してください。すると、各チャネルからサイトへの流入がどのくらいあるか を知ることができます。自然検索流入は「Organic Search」という項目で把握できます。

期間内の変化を確認する

また、ここで右端にある日付を選択すると、期間比較が可能となり、特定の期間でどのような変化があったのか把握することができます。特に施策前後 で流入数に変化があるのか、また流入数が変化したタイミングに着目するとよいでしょう。SEO対策を実施した後 の効果は一般的に早くても2~3ヶ月後といわれておりますので、 流入数が伸びたからと言って一喜一憂せず、そのタイミングで世の中の検索ボリュームに変化がなかったのか、検索トレンド(https://trends.google.co.jp/trends/)のデータなども確認してみるとよいでしょう。

対象のページからどこに遷移しているか【行動】

Googleアナリティクスにアクセスし、画面左端にある「行動」→「サイトコンテンツ」→「すべてのページ」を選択すると、サイト内のページでPV数が高い順に表示されます。また、対象のページを選択し、「ナビゲーションサマリー」を選択すると、どこから対象ページに到達し、どこへ遷移しているのかを知ることができます。

期待するページへ遷移できているかを確認する

当初コンテンツを作成したときの狙いと照らし合わせ、目指すべき目的を達成できているかを確認します。たとえば、ページ内の商品詳細ページへ遷移できているか、問合せページへ遷移できているか、離脱数は高くないか、などを確認し、あまり期待する動きができていないと感じるならば、改善の余地があると考えます。文章が長すぎやしないか、ページ遷移のリンクはわかりやすいものになっているかを今一度見直すとよいでしょう。どのくらいの内容が適当かについては、業界や業種によっても異なるため、同業他社や類似業界のサイトなどを参考にしましょう。

いかがでしたか。ここまで、SEO対策の効果を測定するために注目すべき基本的なポイントについて説明してきましたが、より詳しい分析を行うためには様々な項目に着目する必要があります。SEO対策の効果測定でお困りの際は、お気軽にご相談ください。