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News Update

働く女性が市場を動かす!~キーとなるのは「時間」~

こんにちは、インターン中のshimiです。

2016年4月から施行された、「女性活躍推進法」。多くの企業がこれを受け、出産を経ても働き続けられるよう時短制度を充実させる、女性管理職の比率を上げるなど、女性活躍に向け様々な取り組みをしています。就職活動においてもこの取り組みを、就活生にアピールする企業が多く、私も数多くの企業を回る中で何度も耳にしました。

そこで今回は、いま注目されている、働く女性、中でもこれから増加していくであろうワーキングマザーについて見ていきたいと思います。

「働き続ける」ことが難しい日本のワーキングマザー

ワーキングマザーとは、言葉の通り子供を育てながら働く女性のことを言います。現在日本において、20代~50代の女性のうち約25%ワーキングマザーです。しかし、その割合は他の先進国と比較するとまだまだ低く、女性の社会進出が進んでいる北欧フィンランドでは、女性の約80%以上がフルタイムで働いています。

これは、男女問わず育休を3年間取得することが出来るなど、女性が働きやすい環境が要因です。フィンランドなどと比較するとまだまだ制度が整っておらず、女性が子育てをしながら、働き続けることが難しい日本。では、働くママたちはいったいどんなことに困っているのでしょうか?

(参照:http://www.huffingtonpost.jp/2013/10/26/sirkku-sakane-finland-womans-story_n_4166144.html

 

 

ワーキングマザーが働く上で困っていることは?

約6割のワーキングマザーが、「子供の急病時に休みが取れないこと」を上げました。続いて多かったのが、「帰宅後の夕食作りや自分の趣味の時間がとれない」が上げられています。

このように、仕事と家事を両立させるワーキングマザーは多忙を極めるため、時間的ゆとりがあると答える人の割合は専業主婦の約半分の30%の水準です。しかし一方で、ワーキングマザーの世帯年収は910万円と、専業主婦世帯の580万円を大きく上回ります。

このため、多くのワーキングマザーは豊富な経済資源を活かし、「時間をお金で買う」消費活動をします。次は、時間をお金で買う消費の実例を見ていきましょう。

(参照:http://iko-yo.net/articles/1786

 

働くママの味方!?コンビニ

今や全国に約5万7千軒あり、どこを歩いていても必ず目にするコンビニ。時間帯や場所を選ばないコンビニは、時間的ゆとりがないワーキングマザーの味方となっています。

子供のお弁当のおかずや夕飯の一品となるパウチ惣菜やホットスナック、営業時間が短い銀行や郵便局と比べると、時間的制約がない各種料金の支払い、宅配物をすぐに手にすることが出来る宅配受け取りサービス、こういった買い物行動の効率化とそれに伴うゆとり時間の創出が可能なコンビニは、働くママたちの心をしっかりとつかんでおり、スーパーなどよりも商品が割高にも関わらず、「毎週コンビニへ行く」と回答するワーキングマザーの割合は、2011年の52%から2015年には57%となるなど利用率は数年前と比較して確実に増えています。

また、同様の質問に対する専業主婦の回答が34%であることを考えると、ワーキングマザーがいかに利用しているかがよく分かりますね。

(参照:http://todo-ran.com/t/kiji/10327、三菱総合研究所編 「女性市場攻略本」 日本経済新聞出版社 2017年)

最強の時間創出、家事代行サービス

昨年放送され話題になったドラマのように、家事代行サービスを利用する人が増加しています。ドラマのように、忙しく、掃除や洗濯に手がつかない独身男性からニーズがあるのかと思いきや、家事代行サービスを利用する約9割は女性で、その中の約8割は子供がいる女性でした。

また、家事代行サービスを利用した一番のきっかけは、産休・育休からの復帰で、利用する理由については、ワーキングマザーが働く上で困っている、「時間不足を軽減するため」という回答が多数でした。また、利用者に対する「月に家事代行にどのくらいの金額をかけられるか」という質問に対して、8割以上の人が1万円以上と回答、回答者の平均金額は、約2万2千円でした。

利用者の多くが、ワーキングマザーである家事代行サービス。一般的に高額と考えられる代金を払い、ゆとり時間の創出するこの消費は、まさしく「時間をお金で買う」消費活動であり、女性活躍が推進していくであろう将来に向けますます需要が出るサービスの一つですね。(参照:http://b-newstyle.jp/release/survey/

いかがでしたか?一見高額で主婦の需要が見込めないと思われがちなコンビニや、家事代行サービスふたをあけて見ると仕事や家事に追われ時間の創出が難しいワーキングマザーたちが利用していることが分かりました。これから女性が活躍していく中で仕事と家事の両立を応援するこういったサービスや商品は需要が増します。女性目線のサービスや商品を開発していくことが、今後企業にとって重要になってくるかもしれませんね。

 

shimi
2017年2月からマーケティング部でインターンをしております。大学では、西洋史学を専攻。趣味は、旅行とサッカー観戦です。夢は、サッカーの本場スペイン旅行に行くことです!!