マーケティングストーリーラボ

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マーケティングコミュニケーションって一体何?

こんにちは。夏本番前にも関わらず、暑い日が続きますね。「こんな暑い日は〇〇!」なんてものが皆さんにはありますか?今回は世の中の数ある商品の中から、自社の製品やサービスを選んでもらうために行う手法の1つ、マーケティングコミュニケーションについてのお話です。

マーケティングコミュニケーションとは?

マーケティングコミュニケーションとは、「マーケティング4P」の1つです。マーケティング4Pとは「製品・価格・流通・プロモーション」のことで、マーケティングコミュニケーションはこれの「プロモーション」に当たります。
自社の製品やサービスを認知してもらい、購買につなげるための重要な要素になります。

5つの基本手法

では、マーケティングコミュニケーションをどのように行えばいいのでしょうか。基本的な5つの手法をご紹介します。

1.広告・PR

紙や看板などの媒体を通じて製品やサービス、企業の活動内容までを含めたメッセージを伝える手法です。この5つの手法の中では一番人の目に触れるため、普及性が高く、こだわった演出や表現が可能なこと、さらには信頼性を得やすいことが特徴です。例えば、ポスターやテレビCM、Web広告などになります。

2.販売促進

製品やサービスに付加価値を与え、購買を促すことを目的とした手法です。購買意欲を高め、意思決定に繋げやすいことが特徴です。例えば、割引クーポンや試供品、付録などになります。最近ではコンビニで一定額以上購入するとくじを引けて、おまけをもらえたりキャンペーンへの応募ができたりするものもあります。

3.イベント

製品やサービスの認知度向上を目的とし、消費者と交流を図るためにイベントを開催する手法です。直接的な交流で好感が持たれやすく、深い関係性を築きやすいこと、また、営業として認識されにくいため耳を傾けてもらいやすいことが特徴です。例えば、街頭活動や展示会などになります。そろそろ夏が近付き、ビールが美味しい季節です。さまざまな品種のビールを飲むことができるフェスが開催されるようですが、消費者からすると嬉しいこのイベントも、企業側からするとマーケティングコミュニケーションの1つなのです。

4.ダイレクトマーケティング

特定の顧客に直接的にコミュニケーションを行う手法です。すぐに購買に繋がる即効性や製品・サービスへの反応性が高まりやすいことが特徴です。例えば、電話やメルマガ、カタログなどになります。しかし、近年ではスマートフォン、iPhoneの普及に伴い、固定電話を持たない人が増え、さらには、知らない番号の電話は出ない、という人もいます。電話でのマーケティングコミュニケーションは難しくなっているのではないでしょうか。一方、企業向けのマーケティングコミュニケーションでは、電話は主流となっており、大事な手法の1つとなります。

5.人的販売

消費者に直接接触し、販促活動を行う手法です。直接消費者と対面してのコミュニケーションのため、信頼を得やすく、製品・サービスに対しての反応が良いことが特徴です。例えば、実演販売や訪問販売などになります。スーパーや家電量販店の店内で、時折店員さんが実際に製品を使用し、説明をしている姿を見かけます。見学している人の中には、気になったことを気軽に尋ね、製品への理解を深め、購入を決める人もいます。

マーケティングコミュニケーションに求められることとは?

目的

マーケティングコミュニケーションは顧客や消費者との関係性をいかに構築し、持続させていくかを目的としています。

消費者にとって価値のある提案を

では上記目的実現のために、マーケティングコミュニケーションには何が求められているのでしょうか。
消費者との関係を構築する上で欠かせないのが「消費者にとって価値のあるストーリーの提案」です。ストーリーの作成は消費者目線で考え、意味のある製品・サービスの価値は何かを考えることが重要となり、消費者が自分のこととして感じられるかどうかがポイントになります。
しかし、ストーリーに共感し、製品やサービスに興味を持ってもらうだけでは消費者との強固な関係は築けません。ストーリーを通じ、製品・サービスの価値、信念に共感してもらう必要があります。さらには、消費者がその共感を発信できる仕掛けも重要となるのです。

効果的なコミュニケーション戦略

次に、一体どのようにして戦略を立てればよいかをご説明します。基本的には次の4つのプロセスで立案を行います。

①戦略の基本指針と目標、予算の設定

②具体的なコミュニケーション内容の決定

③チャネルの決定

④コミュニケーションの実施と効果のモニタリング

戦略のベースとなるポリシーや目標を明確にしなければ、受け手が混乱したり、効果が分散したりと、結果が得られない可能性があります。目標は定量的に数字で設定するなどの明確化が重要となります。

YouTubeのマーケティングキャンペーン「好きなことで生きていく」

ここでマーケティングコミュニケーションの成功事例をご紹介します。
2014年末より行われたYouTubeの「好きなことで生きていく」キャンペーン。このキャンペーンは、YouTubeでの動画配信を仕事とするYouTuberたちの苦労や努力、楽しさを表現した動画を配信し、クリエイターの認知度向上とコンテンツへの理解を深めることを目的として実施されました。配信動画が多くの共感を呼び、フォーマットを真似て自分を主人公とした作品が自主的に次々と制作、配信されていきました。
さらに近年では、「男子中学生がなりたい職業ランキング」においては3位、「女子中学生がなりたい職業ランキング」では10位にランクインするなど、認知度だけではなく、子どもが憧れる職業となったのです。

参考URL
https://www.youtube.com/watch?v=fIhLHQ2tXQM(YouTube公式チャンネル)
https://youtube-jp.googleblog.com/2014/10/youtube.html(YouTube公式ブログ)
https://seikatsu-hyakka.com/archives/13934(生活百科)

選ばれる企業になるために

デジタルが発展し、消費者が自ら製品やサービスを評価、発信していくようになった近年。このような時代に、消費者から信頼され、愛される製品やサービスを開発していくには、マーケティングコミュニケーションは必要不可欠なものとなります。
消費者に共感され、数ある中から選ばれる関係を築くために、消費者視点に立ち、どのような手法を用いてアプローチをしていくか考えることが重要となるのです。

 

Seto
2018年からキャリアチェンジした新人。まだまだ慣れない言葉たちに苦戦しながらも日々なんとかやっています。趣味は朗読。南国育ちですが、日本酒が好きな変わり者(と言われます)。