まずは、共通のビジュアルを使って各自でイメージ

「2023年の私たちってどんなイメージ？」急にそんなことを言われても戸惑ってしまうもの。それぞれが異なる次元で意見を出し合うと、話が広がるどころか混乱することも多々あります。このようなディスカッションで役立つのがフレームワークです。私たちは2023年のYUIDEA フロント部隊をイメージするために、自社サービス「ブランディング・ワークショップ」をリメイクした「セルフイメージテスト」を行ってみました。私たちが行ったセルフイメージテストは、以下の生き物の写真の中から「YUIDEA っぽいものに〇、らしくないものに× をつけ、その理由を話し合う」というもの。共通のビジュアルを元にイメージを伝え合うので、他者のイメージも理解しやすく、話題が飛散しにくくなります。

導き出されたYUIDEA フロント部隊の2023年は……
カクレクマノミ！ の奥にいる、イソギンチャクでした！？

イソギンチャクの触手には毒がありますが、カクレクマノミはその毒に対する耐性があり、カクレクマノミはイソギンチャクと共に生活することで、外敵から身を守っています。これは比較的有名な話ですが、一方のイソギンチャクはカクレクマノミをどう思っているんだろうね？と、ふと気になって調べてみました。イソギンチャクの周りをカクレクマノミが泳ぎ回ることで新鮮な海水が流れ込み、そのおかげでイソギンチャクは元気に過ごせるのだそうです。

カクレクマノミはいつも通りに泳いでいるだけですが、その当たり前に「価値」を見出しているイソギンチャク。これまでイソギンチャクにはあまりプラスのイメージがなかった私たちでしたが、イソギンチャクの懐の深さを知ることとなり、あれ？これってとっても私たちらしいね、と気づくに至りました。私たちはこれからも“当たり前の中にある価値” を発掘し、共に磨き上げ世の中に発信していくお手伝いをしたいと強く願っています。どうぞ、皆様も快適で少し刺激的なYUIDEA の触手に触れてください。改めまして、本年もよろしくお願いいたします。