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コンテンツマーケティングを成功させる秘訣とは?おさえておきたいポイント5つをご紹介

顧客にとって有益な情報を発信することで顧客と良好な関係を築き、最終的には自社の売上へつなげることを目的として行うコンテンツマーケティング。デジタル化が進む近年では取り入れる企業が多くなっています。しかし、一方で、コンテンツマーケティングを成功させることに頭を悩ませているご担当者様も多いではないでしょうか?今回は、コンテンツマーケティングを成功させるためのポイントを5つご紹介します。

コンテンツマーケティングの基本はこちらから
【【基本】コンテンツマーケティングとは? その種類とメリット・デメリット】
https://msl.yuidea.co.jp/content-marketing/4292

コンテンツマーケティング成功のポイント5つ

ポイント1:ペルソナを設定する

まず、自社の商品・サービスを販売する対象となる顧客像を決定、いわゆる「ペルソナを設定」します。詳細なペルソナを設定することで、顧客のニーズを知ることができ、有益な情報発信が可能になります。ペルソナを設定する具体的な方法はこちらの記事でご紹介しています。
【ペルソナ設定のレシピ~具体例とともに~【サンプルDL付】】
https://msl.yuidea.co.jp/knowledge/2810

ポイント2:企業の一方的な情報発信にならないようにする

とくに重要なポイントです。無意識にやってしまいがちなことですが、企業が伝えたい情報ばかりを発信しないようにしましょう。やはり「買ってほしい」「契約してほしい」という気持ちが前面に出てしまいがちですが、顧客と良好な関係を築くためには、一方的に情報を発信するだけでは意味がありません。設定したペルソナがどんな情報が欲しいのかをきちんと考慮し、発信していきしょう。たとえば、食品を取り扱う企業の場合、「これが安い!」「これがおいしい!」といかにも「売りたい!」という情報のみでは、なかなか顧客は情報を見てくれません。顧客にとって何か“タメになる”情報、たとえばレシピや食品を長持ちさせる保存方法などを発信したほうが、顧客は情報を見てくれるでしょう。

ポイント3:ユーザーの検索意図を意識する

ポイント2にもつながりますが、ユーザーの検索意図を意識することで企業の一方的な発信にならないユーザーファーストのコンテンツ制作ができます。さらに、Googleなどの検索エンジンにも評価されるため、結果的にSEO対策にもつながります。SEOとは「Search Engine Optimization」の略で、検索結果の上位に表示させるための対策です。検索結果の上位に表示されることで、コンテンツを見てもらえる機会が増えるうえ、自社のプランディングにもつながります。設定するキーワードによっては、潜在顧客を顕在化できたり、自社のファンになってくれる顧客、いわゆる優良顧客を見つけることもできます。SEOについてはこちらの記事でもご紹介しています。
【魅惑のSEOライティング】
https://msl.yuidea.co.jp/content-marketing/seo/2519

また、SEOは弊社でも取り入れています。実際に成功した事例をこちらの記事でご紹介していますので、ぜひ参考にしてみてください。
【【コンテンツSEOチェックシート付】検索意図を意識してコンテンツを作成したらGoogle検索でリッチスニペット表示された話】
https://msl.yuidea.co.jp/content-marketing/4362

ポイント4:効果を測定して改善する

施策を実行したあと、やりっぱなしになっていて効果を確認できていないご担当者様もいるのではないでしょうか。しかし、コンテンツマーケティングでは効果をきちんと測定し、改善や次の施策へつなげていくことが重要です。どんな施策が成功してどんな施策がうまくいかなかったのか効果を正しく測定し、改善につなげるためにも、あらかじめ目標となる「KGI」「KPI」を決定しておきましょう。

KGIとは

KGIとは「Key Goal Indicator」の略称で、「重要目標達成指標」といわれるものです。これは最終的な目標、いわゆるゴールを指します。たとえば、ECサイトだと「売上」が設定されることが多いです。

KPIとは

KPIとは「key performance indicator」の略称で、「重要業績評価指標」といわれるものです。これはゴールまでの中間指標です。ゴールを達成するためのプロセスのなかで、課題がクリアできているのかを計測する指標です。たとえば、ECサイトだと「PV数」「UU数」「CV率」など、売上に直結する数値が設定されることが多いです。

KGI、KPIを設定するうえでまず注意しないといけないことは、どちらも数値化し明確にすることです。たとえば、「認知度をあげる」や「会員数を増やす」などの曖昧な設定ではなく、「PV数〇〇以上」や「会員数○〇人以上」など、達成できたかできていないかを誰でも判断できるような設定にしましょう。
また、設定した数値も実現可能なレベルに設定する必要があります。あまりにも高い目標を設定すると、なかなか結果が出ず、モチベーションが下がり、運用を継続できなくなる可能性もあります。目標を設定する際は、過去の数値と比較したうえで、少し背伸びをしたくらいのものを設定しましょう。KGI、KPIの設定についてはこちらの記事でもご紹介しています。
【Web担当者が不幸になるKPI -オウンドメディアのKGI・KPI設計3つのコツ-】
https://msl.yuidea.co.jp/content-marketing/ownedmedia/788

ポイント5:無理のない運用体制

最後のポイントは「運用体制」です。ここまでポイントをご紹介してきましたが、手軽そうに見えて実はやること、決めることの多いコンテンツマーケティング。しかし、手軽なイメージのあるせいか、会社によっては担当者が1名、なんてこともありますよね。継続したコンテンツ配信による顧客との関係づくりが重要なコンテンツマーケティングにおいて、運用ができなくなる可能性のある体制は致命的です。社内でコンテンツ制作などをどこまで内製化するのかを決定し、無理のない体制で運用してきましょう。

簡単に始められることからお手軽なイメージがどうしてもついてしまうコンテンツマーケティングですが、実は意外とやることが多く大変です。今回は、一般的に最低限おさえておくべきポイントをご紹介しました。コンテンツマーケティングを始めても、なかなか成果が出ていないと感じているご担当者様は、是非、自社の運用はポイントをおさえられているのか、確認してみてください。コンテンツマーケティングが失敗してしまう原因については、こちらの記事でもご紹介しています。ぜひこちらもチェックしてみてください。
【コンテンツマーケティングが失敗してしまう原因とは?】
https://msl.yuidea.co.jp/content-marketing/4368

Seto

2018年からキャリアチェンジして早1年。マーケティング2年生。少しずつ言葉には慣れたものの、まだまだ苦戦することが多い毎日です。趣味は朗読。南国育ちですが、日本酒が好きな変わり者(と言われます)。